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歯が抜けてしまうとQOL「生活の質」が低下します

一般の成人では親不知を除くと上下合わせて28本の歯があります。
怪我やむし歯などで歯が抜けてしまうといろいろと良くないことが起こります。

歯が1本でも抜けると食事や会話に影響が出でて、QOL (Quality of Life)「生活の質」が大きく落ちてしまいます。
さらにそのまま放置すると、食事を楽しめないだけでなく、十分な咀嚼が出来なくなり、胃腸ではそれらを消化するのに負担が増加します。
歯が1本抜けているだけで噛み方が偏り残った歯に負担がかかり、その結果他の歯まで寿命を縮めてしまう事もあります。

抜けた歯の隣や上又は下の歯では、20151018
支えを無くしたことで少しずつ移動し始めます。
最悪の場合その歯も抜けてしまう場合もあります。

例えば、下の奥歯(第二大臼歯)が抜けると隣の第一大臼歯は抜けた第二大臼歯の方へ傾きます。
また、第二大臼歯があった上の奥歯(第二大臼歯)は、
下にさえぎる歯が無くなった事で確実に下へ伸びて行きます。
隣接する歯はその影響を受け、隙間が発生し、そこにプラークが溜まり、
新たなむし歯になったりします。

歯が移動すると噛み合せ全体に影響し、ずれが起きます。
顎の関節や全身の骨格バランスにも悪影響を与え、
頭痛や肩こりなどの原因のひとつになると言われています。
歯を失うとお口の中だけでなく、全身の健康にもさまざまな影響でますので、
1本位良いとそのままにしては行けません。
出来るだけ早い段階のうちに歯科医院で治療を行って下さいね。

この場合の治療の選択肢として、ブリッジ・差し歯(入れ歯)の他にインプラントが一般的な治療として人気があります。

この記事が書かれた日:2015年10月19日

カテゴリ:インプラント, ブリッジ

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