レーザー治療とは、ある「単一の波長」からなるレーザー光線を照射することによって治療的効果を出す方法です。
歯科用レーザー器はいくつか種類があり、機器によってレーザーの性質が異なるため、治療できる範囲も異なります。
■殺菌効果
瞬間的な高温のレーザー光がミュータンス菌や歯周病菌を一瞬で蒸発させるため、むし歯や歯周病の治療に効果が期待できます。
■止血効果
レーザー照射した組織を瞬時に蒸発させるため、歯肉を切開しても出血が起こりにくく、止血と殺菌効果が同時に得られ術後の痛み軽減されます。
■麻酔効果
一般的な注射麻酔ほどの強い麻酔効果ではありませんが神経に炎症がなければレーザーによって歯に麻酔をかけることができます。麻酔注射が困難な全身疾患を持った患者さんや妊娠されている方あるいは注射の苦手な方に有効です。また麻酔による唇のしびれなどがないことも特徴です。
■歯の切削効果
小さなむし歯であれば歯を削るように切除でsきますが、従来のドリルで削るよりかなりの時間が必要です。
この記事が書かれた日:2015年09月28日
カテゴリ:歯科用レーザー