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寝屋川市の皆様へ 浸潤麻酔法について

歯科医院で行う一般的な麻酔方法が浸潤麻酔で、粘膜下、あるいは骨膜下に麻酔を打って浸潤させ、その部位全体に麻酔効果を得ます。canstockphoto14642746
痛みを抑えたい部分の歯肉に麻酔液を注入させていきます。痛みをとりたい部分の歯肉に麻酔薬を注射します。最近では細くて切れの良い針が開発され、また麻酔薬の温度管理にも気配りすることで、痛みが殆どない注射へと進化しています。さらに必要に応じて表面麻酔を用いたり、電動式注射器の使用で一定した圧力で麻酔薬を注入する事で痛みを殆ど無くす事が可能です。
下顎大臼歯など周囲の骨が固く麻酔が浸潤し難い場合や、インプラント治療などで長時間麻酔効果を持続させる場合などでは、伝達麻酔を併用することもあります。

麻酔時の痛みを軽減するために以下の事を行います

・ゆっくり麻酔薬を注入する。
・人肌程度に麻酔薬を温めておく。
・細い注射針を使用する。
・表面麻酔を併用する。
・局所の炎症を抗菌剤などで抑えておく。

この記事が書かれた日:2016年05月18日

カテゴリ:局所麻酔

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