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寝屋川市の皆さまへ 伝達麻酔のご案内

伝達麻酔

浸潤麻酔では効きにくい下顎の奥歯の麻酔に使用する麻酔を伝達麻酔と言います。dendo_tyusya
下の奥歯の痛みが強い場合、通常の麻酔が効かない事が有りますので、浸潤麻酔に加えて麻酔法を行います。

伝達麻酔は、歯の根っこと脳の間にある神経を途中で麻痺させて、歯に通っている神経の元の部分に麻痺さる方法です。
これは、歯の周囲ではなく、歯の奥の方から麻酔薬を打ち、歯根付近の神経ではなく、歯全体を支配する太い神経を麻痺させる方法です。
この神経は歯だけでなく、舌の半分(右側神経なら舌の右側)まで麻酔が効きます。

これは脳から出た神経が下顎に向かう途中に麻酔薬を作用させることで、口唇や舌を含む広い範囲によく効く麻酔効果が得られ、麻酔効果が数時間続くので治療後の痛みも気にならなくなり、鎮痛薬の量を減らす事が出来るメリットも有ります。

この記事が書かれた日:2016年05月26日

カテゴリ:局所麻酔

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