局所麻酔は歯科治療に必要不可欠な麻酔法です。一般的に歯医者のイメージは痛い・怖いといったものです。
むし歯で歯を削る場合では、むし歯が神経に近いとこまで達していれば、痛みを和らげる為に必ず麻酔を行ってから削る作業を行います。痛みを和らげる為に麻酔は必須です。
麻酔は歯茎に注射することで行います。この麻酔を局所麻酔と言います。
局所麻酔はその名の通り局所に麻酔薬を作用させて一時的に感覚を消失させる方法で、歯科治療に必要不可欠な麻酔法です。
表面麻酔法・浸潤麻酔法(しんじゅんますいほう)・伝達麻酔法の3つの方法に分類されます。
表面麻酔法
局所麻酔を行なう前に皮膚や粘膜表面の知覚を麻痺させるために行なう麻酔法で、塗り薬タイプやスプレータイプなど様々な種類が有ります。
塗り薬タイプは、麻酔薬を歯茎(歯肉)に塗って表面の感覚を麻痺させる方法で、歯石のクリーニングや乳歯の抜歯など痛みが少し伴う治療時に用いられます。
この記事が書かれた日:2016年05月09日
カテゴリ:局所麻酔