寝屋川市の皆さま 今回は「クラウンによる治療」をご案内をさせて頂きます。
クラウン(被せもの)での治療は、歯の根っこに「コア」と呼ばれる土台を形成し、そのコアの上にクラウンを被せる治療です。
土台をしっかりつくりその上にクラウンを被せますので、安定感があって外れにくいことが特徴です。
現在は、差し歯の治療はほとんど行われていません。差し歯と言えばクラウン治療が該当します。
クラウンによる歯冠修復は3回の治療で行います。
治療
1回目
①歯根の治療
②コア形成
これはコアを埋めこむために、歯を削って形を整える工程です。
③型を取ってその日は帰宅します。
④歯科技工士さんが、型をもとに模型(コア)をつくります。
2回目
⑤クラウン形成
これはコアを歯に入れて歯科用セメントで固定し、コアと歯の両方を削って、クラウンを被せられる形に整えます。
再び型を取って帰宅。
歯科技工士さんはコア製作と同じ手順でクラウンをつくります。
3回目
⑥クラウン装着。
クラウンは患者様のコアに被せると微妙にずれています。ぴったりはまるように、クラウンを調整します。
噛み合わせの高さや装着感を確認し、うまく調整後歯科用セメントで固定します。
この記事が書かれた日:2015年09月05日