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寝屋川市の皆様へ 睡眠時無呼吸症候群について

眠っている間に呼吸が止まる(無呼吸)病気を睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)と言います。Sleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、「SAS(サス)」とも言われます。
無呼吸とは10秒以上呼吸が止まってしまう状態で、睡眠中にこの無呼吸が1時間に5回以上、または7時間の睡眠中に30回以上ある状態を、睡眠時無呼吸症候群と呼んでいます。

これは仰向けで睡眠中に舌の根基が沈下する事で気道が閉塞し、一時的に呼吸が停止する状態が起こります。寝ている間の無呼吸は中々気付く事が出来ず、潜在的な患者様が沢山いると推計されています。
この病気の怖いところは、寝ている間に生じる無呼吸が、普段の活動に様々な悪影響を及ぼす事です。気付かない間に日常生活に様々なリスクが生じる可能性が有ります。例えば、酸素不足による不整脈・心筋梗塞・脳梗塞・高血圧症・動脈硬化症・糖尿病などのリスクが生じます。

治療と対策mouthpiece

治療方法には、症状を緩和させるもの(対症療法)と、根本的にSASの原因を取り除くもの(根治療法)とがあり、いずれも個々の患者さんの状態に合わせて最適な治療方法が選択されます。

歯科医院で歯科装具(マウスピース)を装着して就寝します。下あごを上あごよりも前方に出すように固定させることで上気道を広く保ち、いびきや無呼吸の発生を防ぐ治療方法です。口が開口気味になり顎が自然に前方に移動して舌の根基が沈下しにくくなり、無呼吸状態が解消するでしょう。

この記事が書かれた日:2015年12月11日

カテゴリ:睡眠時無呼吸症候群

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