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親知らずの病気

寝屋川のみなさん、こんにちは!

今日は「親知らず」についてご案内致します。

親知らずの病気

親知らず(おやしらず)は、大臼歯(だいきゅうし)の中で最も後ろに位置する歯で、第三大臼歯が正式な名称ですが、歯科では智歯(ちし)とも呼ぶこともあります。
親知らずは中切歯(ちゅうせっし)から数えて8番目にあり、永久歯の中で最後に発育します。永久歯は通常15歳前後で生え揃いますが、親知らずは生える時期が概ね10代後半から20代前半であり、親に知られることなく生えてくる歯であることがその名前の由来だとも言われています。歯の名称2-2

智歯とその周囲は歯ブラシが届きにくく、磨き残しが多くなり、むし歯や歯の周囲の炎症を起こしやすくなります。

智歯が痛む

智歯の周囲組織に炎症が生じた場合、むし歯の場合には歯が黒くなって崩れたり、穴が開くような変化を伴いますが、歯肉は正常なことが多く、鎮痛剤で痛みは軽減しまが、歯の神経の処置をしない限り、鎮痛剤の効果が切れると、再び痛み出します。

さらに、ひどくなると智歯の根の先端から骨に細菌性の炎症が起こり、歯肉にも炎症の症状を現わすようになりますので、鎮痛剤で痛みをおさえるばかりでなく、骨の炎症をおさえるような抗菌剤も必要になります。放置することにより骨の炎症も広がり、入院が必要となる場合もあります。

 

この記事が書かれた日:2015年07月08日

カテゴリ:親知らず

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