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寝屋川市の皆様へ 歯科の局所麻酔について

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歯の治療で痛みを和らげる為に歯茎へ麻酔注射する事が有ります。
この注射を正式には局所麻酔と呼んでいます。
局所麻酔はその名の通り局所に麻酔薬を作用させて一時的に感覚を消失させる方法です。歯科治療を嫌がる理由の多くは「治療が痛いから」。局所麻酔は歯科治療での痛みを和らげる為に必要不可欠な麻酔法です。

局所麻酔薬の多くは、麻酔効果と安全性を高めるためにアドレナリンという物質が含まれています。高血圧や心臓疾患のある患者さんにアドレナリン入りの麻酔薬を使用すると、血圧が上昇する、動悸といった症状が現れる場合が有ります。
これらの症状は殆どの場合安静にすれば治まりますが症状がある場合は必ず歯科医師に伝えて下さい。

アドレナリンを含まない麻酔薬も開発されています。
高血圧や心臓疾患のある患者様は治療の前に歯科医師に伝えて下さい。
また、現在用いられている局所麻酔薬は安全性が高く、アレルギー反応を起こすことは極めてまれです。麻酔注射後に気分が悪くなった場合、原因の多くは過剰な緊張や不安がもたらす精神的反応です。このような経験をお持ちの患者さんには、精神鎮静法が大いに効果を発揮します。

麻酔には、表面麻酔法・浸潤麻酔法・伝達麻酔法の3種類が有ります。
こちらは次回にご案内致します。

この記事が書かれた日:2016年04月17日

カテゴリ:局所麻酔

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