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天然歯のしくみと入れ歯・ブリッジとの比較とインプラント治療

天然の歯は、歯茎の中に埋まっている歯根と歯ぐきの上にある白い歯冠の二層構造で出来ています。
歯根は歯茎の奥にある歯槽骨(顎の骨)に歯根膜を挟んで固定されているため、歯根膜が衝撃などを吸収緩和して高い圧力がかかってもグラつくことはありません。

この歯根はセメント質で覆われていますが、さらに歯槽骨とセメント質の間には歯根膜が張られて、噛むときの力を分散させるクッションのような役で歯や骨の負担が抑えられることもあり、硬いものを噛んで食べることができるわけです。

入れ歯は歯茎の上に直接人工の歯を装着する仕組みで歯冠部分だけを復元させているので、歯根が有りしつかり固定されているわけではないので、ちょっとしたことでずれたりグラグラして使いにくかったりと、どうしても不具合が生じやすくなります。
一方、ブリッジでは歯根のある周囲の歯を土台にしまので入れ歯より固定力は高くなりますが、失った部分の歯はやはり歯冠のみとなり、さらに、土台となる歯は大きく削る必要があるうえ、失った歯の部分にかかる力まで負担することになりますので、歯の寿命を締めてしまいます。

インプラントでは
インプラント体が歯根の役割をにないますので天然歯とほぼ同様の性能が期待できます。
また、メンテナンスを的確に行うことで10年、20年、30年という長い期間に於いても天然歯と同様の働きが可能です。
インプラントは、乳歯・永久歯に続く第三の歯として最も期待できる一般的な治療として確立されています。

20151023

 

この記事が書かれた日:2015年10月23日

カテゴリ:インプラント

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