笑気麻酔とは、一般的に笑気ガスと呼ばれている方法で亜酸化窒素と呼ばれるガスを鼻から吸い込んで気分をリラックスさせ、治療中の恐怖心を和らげていく方法です。
笑気麻酔の成分は、30パーセント以下の低濃度笑気ガスと、70パーセント程度の酸素を混合しています。
麻酔作用は余り強くなく、特に鎮静法は20~30%の低濃度で意識を消失することはありません。
麻酔の効き具合はお酒を飲んでいるような感じで、深い麻酔ではなくよりリラックスして頂くため、また、注射による麻酔液をより効くようにするための方法で、甘い香りがするので、小さな子供でも嫌がることは有りません。副作用もほとんど無く、吸うとすぐに効果が現れ、止めるとすぐに回復するため非常に安全です。
小さなお子様にも安心して使用が可能で、むし歯や抜歯などの一般処置においても使用されますが、安全に使えるかどうかの詳しい診断をしてからドクターの判断により行います。
この記事が書かれた日:2016年06月01日
カテゴリ:局所麻酔