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寝屋川市の皆さまへ 赤ちゃんの歯磨きの時期について

歯みがきは乳歯が生え始めたら行うのが理想です。3674513

出生後、半年くらいは哺乳が主体の時期でありお乳を吸う為、通常この時期には歯は生えて来ません。歯が無いので歯みがきは必要ないのですが、歯みがきの準備はこの時期から始まっています。

この頃の赤ちゃんは、はじめのうち乳首以外のものを舌で押し出す傾向ですが、生後2~3か月頃から指しゃぶりが始まり、4~5か月頃には衣類・おもちゃなど目に付くものを口に入れて感覚を楽しむ行動が見られます。この頃から赤ちゃんは自ら歯みがきを受け入れる準備をしているともいえます。
この時期は身体の中で口唇や口の中が最も敏感なところで、歯みがきの準備の意味でも、口のまわりや口の中を触られるのに慣れておくことが大切です。首がすわって周囲が見渡せるようになると、周りの人達の行動にも興味を示しご両親や兄姉が楽しそうに歯みがきをしているところを見せれば、家族が皆やっていること、ということがインプットされ、その後歯ブラシで磨かれる事にも抵抗が無くなります。

乳歯は生後8か月頃から生え始め、3歳頃までに上下10本ずつが生え揃います。
生まれたばかりの赤ちゃんの口には、むし歯の原因であるミュータンス菌は存在しませんが、食事中にご両親が使用したスプーンから食物を与える行為などで、ミュータンス菌が移り込み、むし歯が発生する環境が生じると言われています。

口腔内を清潔にし、むし歯予防の為に行う歯みがきは、子どもにとって大切な生活習慣の一つです。幼児期後半までに睡眠・運動・食事の生活リズムを身に付けるのと同じように、規則正しい食生活に基づく歯みがき習慣を身につける事は非常に大切です。
歯磨き等で常にきれいにしておくことが大切です。
乳歯が生えたら、ハブラシに慣れるように工夫しながら、歯みがき習慣を始める必要があります。

一般的に、6歳位から永久歯への生え替わりが始まり、6~7年かけて、親不知を除く28本の歯が生え揃います。
生えたばかりの歯はとてもむし歯になりやすいので、子どもの口の中は日々観察する様に心がけましょうね。

この記事が書かれた日:2016年01月21日

カテゴリ:乳幼児, 歯磨き

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